格闘技

佐々木洵樹、キックに転向した理由は?実は元シルバーウルフ所属!?

佐々木洵樹

前回は、見事第5代K-1 KRUSH FIGHTバンタム級王者に輝いた佐々木洵樹選手の強さの秘密を解き明かしました。

佐々木洵樹
佐々木洵樹、3戦目で王者に!強さの秘密やボクシング時代の実績は?11・8に行われた『K-1 KRUSH FIGHT.107』のバンタム級王者防衛戦にて、王者の晃貴選手(21=K-1 GYM SAGAM...

今回は、佐々木洵樹選手が何故その強さの根幹であるプロボクシングを辞め、キックに転向したかその理由に迫りたいと思います!

この記事を読めば佐々木洵樹選手のパーソナルな部分も知る事が出来るので、彼の試合が今後より一層楽しむことが出来ますよ!



佐々木洵樹 ボクシングからキックボクシング転向の理由とは?

プロボクシング時代では業界大手の帝拳ジムに所属し、強豪でならした佐々木洵樹選手ですが、現時点ではボクシングからキックボクシングに転向した明確な理由はおおやけにはしてはいない様です。

しかし彼の格闘技キャリアのルーツを辿っていくと、キックに転向するのは必然だったかの様な格闘技人生を歩んでいる事がわかります。

彼が何故キックボクシングに転向したか明確な理由は判ってはいませんが、なんとボクシングを始める前に元々K-1が好きでキックボクシングを経験していたそうです!

どうやら佐々木選手は中学時代に空手を習っていて、出身である北海道のボクシングジムで憧れであるK-1出場を夢見てキックの練習を始めたそうです。

そこには、K-1ファイターを目指す、佐々木洵樹選手と、
空手の実力者でもある下村トレーナー

佐々木洵樹選手は、K-1ファイターになるために、
ボクシングを真剣に取り組んでいます。

引用元:北海道旭川タキボクシングジム

ボクシングをする前にキックをしていたなんて…これじゃキックに「転向」じゃなくて「復帰」ですね笑

さらに驚くことに、なんとK-1ジャパングループの超名門ジムであるシルバーウルフ所属し、他団体である”RISE”のアマチュア大会にも出場していました!


▼Bクラス 第14試合 -60kg
×佐々木洵樹(シルバーウルフ)
○鈴木翔也(OGUNI-GYM)
(判定 0-2)

引用元:R.I.S.E.Official Blog R-Square

余談ですが、その時の相手は他団体で後のNJKFスーパーフェザー級王者になる鈴木翔也選手とは驚きです笑

彼の格闘技のキャリアを時系列順にまとめてみると

『中学時代に空手』→『地元である北海道のジムにてキックの練習開始』→『東京に出てシルバーウルフに所属しアマの試合出場』→『帝拳ジムにてボクシング開始、プロデビュー』→『パワーオブドリームにてK-1 KRUSH FIGHTバンタム級王者獲得』といったところでしょうか…様々なジムを渡り歩き、長いキャリアを歩んでいますね。

また、ボクシングを辞めた理由は判っていませんが、キックボクシングに再転向した理由にどうやら現K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者で同じパワーオブドリーム所属である「江川優生」選手の父親に誘ってもらったそうです。

 

ここからは私の推測なのですが、ボクシング時代に「佐川遼」選手に敗れた際にボクシングでは行き詰まりや挫折感を感じた佐々木選手ですが、そのタイミングで江川優生選手の父親に誘われてキックボクシングに再転向したのではないでしょうか?(佐川遼選手に関しては過去記事を参照お願いします。佐々木洵樹、3戦目で王者に!強さの秘密やボクシング時代の実績は?

「ボクシングでは長いキャリアを重ねてはいるものの、中々タイトルマッチのチャンスも無く、その上敗戦を喫して挫折を感じているタイミングで、以前から好きだったキックをやるチャンスが舞い込み、憧れだったK-1出場を目指そうと決意した」となれば辻褄は合うような気がします。

また佐々木選手は勝利者インタビューでも以前所属していた帝拳ジムに感謝の言葉を述べ、ボクシング時代から今でも応援してくれている方々がいらっしゃるそうで、キック会では闇とされている移籍問題がありますが、本人は円満移籍をされていると見受けられます。

ボクシングジムからキックボクシングジムへの移籍からか、移籍の際のゴタゴタはあまり関係ないのかもしれませんね笑、ちなみにボクシングは正式に引退されているそうです。



佐々木洵樹 ボクシングからキックボクシング転向の理由 終わりに

様々なジムを渡り歩き、長い格闘技キャリアを持つ佐々木洵樹選手ですが、子供の頃からの憧れであるK-1への夢を捨てきれず、ボクシングを辞めK-1 KRUSH FIGHT出場を決意したのではないでしょうか。

K-1 KRUSH FIGHTのタイトルを獲得した時の佐々木選手の表情は、長い格闘技キャリアの中での初のベルトだったからか、感無量の表情をしていました。

これから彼が数々のライバル達を打ち破り、K-1本線への出場の夢が叶う事を一ファンとして見守りたいと思います。