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オリ山本由伸の成績は?WBSCプレミア12にて活躍なるか?【侍ジャパン】

前回、野球の国際大会であるWBSCプレミア12について紹介しましたが、今回は選出された日本を代表する選手について紹介していきたいと思います。

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稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンのメンバーですが、今回は実績十分なベテランだけではなく、若手も多く選出されました。

そんな若手の中で今後日本球界を代表するピッチャーと成り得るオリックスの山本由伸投手をご存じでしょうか?

MAX157キロの直球や多彩な変化球を持つ山本由伸投手ですが、今回は彼のプロフィールや成績、投手としての特徴について紹介したり、WBSCプレミア12にて活躍出来るか検討していきますので、要チェックですよ!



オリックス 山本由伸投手のプロフィールや成績・特徴は?

オリックス 山本由伸投手のプロフィール

まずは山本由伸投手のプロフィールの紹介から

★山本 由伸(やまもと・よしのぶ)

1998年8月17日、岡山県備前市生まれ。21歳。宮崎県都城高出身で甲子園出場なし。16年ドラフト4位でオリックス入団。178センチ、80キロ。ポジションは投手、右投右打。背番号はオリックス・侍ジャパン両方とも43、今季年俸4000万円。

名前の由来ですが、報道では巨人の監督も務められた高橋由伸氏の入団1年目に生まれたことから「由伸」と名付けられたとされていますが、実際には山本投手の弁だと父・忠伸さんと母・由美さんから一字ずつを取り、祖母が命名されたそうです。

現在これだけ活躍をしているのに甲子園の出場経験が無いのは意外ですね。

また、今季年俸4000万は2018年の800万から400%なので如何に急ブレイクしたかが伝わると思います。

オリックス 山本由伸投手の成績

2017年のルーキーイヤーでの一軍の成績は全て先発で5試合に登板し1勝1敗、防御率5.32を記録でした。

※高卒1年目で1軍登板するだけでも凄いのに、しかも先発で5試合登板とは将来性を感じさせてくれる成績ですよね!

2018年の昨季は開幕こそ2軍スタートでしたが早々に1軍に合流して、セットアッパーとして起用され54試合に登板し4勝2敗1セーブ32ホールドの成績を残しました。

この年の32ホールドはパ・リーグ2位の記録で、また監督推薦でオールスターにも初選出されました。

2019年の今季は再度先発として起用され20試合に登板、怪我で1ヵ月以上戦線を離れる期間が有りましたが投球回が規定ぴったりの143回に達し、防御率セ・パ両リーグトップの1.95で最優秀防御率のタイトルを獲得しました。

防御率1点台とは凄いですよね、しかもまだ21歳と…末恐ろしい逸材なのがわかります!



オリックス 山本由伸投手のピッチャーとしての強み・特徴

山本投手の強みはMAX157キロのストレートの速さだけではなく、多彩な変化球やそれを操るコントロール、クレバーな投球術にあります。

変化球だけでもカーブ・スライダー・スプリット・チェンジアップ・ツーシーム・カットボール・シュートなどの球種をコントロール良く投げ分ける事が出来ます。

しかもカーブ以外の球種はいずれも140キロ超えなので打者は投球から直前までどの球種かストレートを含め見極めが難しく、バットに当たったとしても打球が詰まりゴロやフライになり易く、打たせて取る球数の少ないピッチングを可能としています。

まとめると『球が速くて変化球が多彩でコントロールも良くて何の球が来るのか分からなくてバットに当てても詰まって凡打になってしまう』というところでしょうか…私は話を聞いた限りでもヒットを打てる気がしません笑

また、ランナーがいる場合や強打者が相手の場合、変化球の変化量を大きくして空振りを狙う事も出来るそうです、能力的にも万能なピッチャーですよね笑

山本由伸投手のピッチングに驚く千葉ロッテ田村捕手の動画はコチラ↓



オリックス 山本由伸投手はWBSCプレミア12にて活躍できるか?

今回、侍ジャパンに選ばれたメンバーの中では最年少の21歳で選出された田村投手ですが、果たしてWBSCプレミア12にて活躍出来るのでしょうか。

また、どういった場面での登板が期待されるか検証していきたいと思います!

 

今回選出された山本投手以外のピッチャーのタイプを見ていると、先発ピッチャーが6人、中継ぎが5人、クローザーを1人を選出しており、2019年度の成績や状態の良いピッチャーを選んだ傾向が伺えます。

過去の国際大会を見ていると、短期決戦の為ポジションを問わず良いピッチャーをどんどん試合に投入する場面が多々ありますが、慣れない起用方法で本調子が出せずシーズン同様の力が発揮出来ない場合も少なからず有りました…

そんな中で侍ジャパンの稲葉篤紀監督としては先発、中継ぎ、抑えとどこでもできる山本投手に大きな期待を寄せているそうで、クローザーで起用するプランも有るそうです。

先発として活躍する山本投手も見たいですが、9回の最後のマウンドに立つ山本投手も格好いいでしょうね。

確かに先発投手の数は揃っているので、早い回から中継ぎの投手をどんどん投入していってクローザー山本投手まで繋いでいければどんな相手でもそう簡単には打ち崩す事は出来ないでしょう。

先発、中継ぎ、抑えとどのポジションでもこなせる山本由伸投手ですが、今回の国際大会では試合の最後を締めるクローザーとしての活躍が期待出来そうです。

オリックス 山本由伸投手 まとめ

みなさん如何でしたか?

今回侍ジャパンに選出された山本由伸投手ですが、速球、変化球、投球術と様々な強みがある投手で、尚且つ先発から抑えまでどのポジションも出来る万能なピッチャーだという事がわかりました。

まだ21歳と若いので今後日本球界を代表する投手になってくれることを期待しつつ、WBSCプレミア12での活躍を見守りましょう!

皆さんも山本由伸投手の今後の活躍に注目してください!