陸上長距離種目で好記録を連発していることから大きな注目を集めた“厚底マラソンシューズ”をご存知ですか?
「厚底シューズ」現行モデルは東京五輪で使用可 世界陸連 #nhk_news https://t.co/o1dghcpG1k
— NHKニュース (@nhk_news) January 31, 2020
東京オリンピックの代表を決めるレースや、現在のマラソン世界記録保持者も履いている今大人気のマラソンシューズなんです!
今回は、厚底ランニングシューズの効果や構造、適切な走り方についてご紹介します!
一時期禁止の方向性に向いていたこのシューズですが、世界陸連が禁止を見送ったことにより市民ランナーからマラソン上級者まで購入する人も増えてくるのではないでしょうか?
自身のマラソンのタイムや距離をのばす為にも、是非参考にしてくださいね!
目次
厚底ランニングシューズ 効果や構造は?
厚底マラソンシューズとは?
厚底マラソンシューズの効果や走り方についてご紹介する前に、まずはじめにそのシューズについてご紹介いたします!
話題の厚底マラソンシューズとは、主に「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の事を指しており、厚底の構造と明るいピンク色のカラーをした独特のフォルムを持ったマラソンシューズです。
その効果は多くのマラソン競技者から好評であり、今年の箱根駅伝では多くのランナーが使用していた事から話題になりました。
【悲報】箱根駅伝、ナイキが開発したピンク靴でめちゃくちゃにされる
・全区間で大幅な区間新記録
・創価大の米満怜選手も「特にうれしいとかはない。靴とかもあるので…」と靴の問題だと認める
・厚底の高反発シューズによるスプリング効果 pic.twitter.com/nn5TESuorA— える (@lTfC8qI4PATLiaC) January 2, 2020
厚底ランニングシューズ その効果や構造は?
多くの競技ランナーに愛用されている「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」(通称ヴェイパーフライ)ですが、その理由として既存のランニングシューズと比較し疲労を感じにくく、走行速度が上がる効果があげられます。
その効果を実現する秘密は、シューズのかかと部分にカーボン製の板が内蔵されており、着地の際にその板がクッションの役割を果たし、反発して前に進む瞬発力を生み出します。
ナイキの厚底シューズ カーボンがしなってバネの働きをし、早く走ることができる。なるほど。 pic.twitter.com/7gFYakNBGA
— ケミ介 (@chemisuke_sikyo) January 16, 2020
今日は普段ワイドショーで聞けない「フォアフット走法」や「ヴェイパーフライ」という言葉が飛び交い興味深かったです。司会者が履いて「飛んでいきそう!まるでトランポリンだ!」。でも厚底シューズの反発は注目が行きがちなカーボンプレートではなく主にミッドソール用フォーム材のおかげですよ。 pic.twitter.com/iJmePi7KdM
— みやすのんき@RUN垢 (@MiyasuNonki) January 17, 2020
要するにシューズの中にバネが仕込まれているというワケですね…ドーピングシューズと呼ばれる理由もわかる気がします!
厚底ランニングシューズの走り方は? フォアフット?
厚底ランニングシューズに適した走り方ですが、その効果を最も発揮するのは「フォアフット」走法と言われています。
フォアフット走法は、足の前面で着地し、地面との反発を前へ進む推進力と変える走り方を言います。
ヴェイパーフライの場合、フォアフット走法で走る際に靴に内蔵されたカーボンの板が反発して、より前へ進む力が働きます!
フォアフット着地 is 神・・・!?#運動嫌いの30代のランニング入門 pic.twitter.com/7yXdMDTmsR
『アルティメット フォアフット走法』に書き記したヴェイパーフライの走り方その1。離地の時につま先で蹴り出そうとしてもカーボンプレートは曲がらないから無駄な作業です。力まずそのまま足裏を抜くような走り方が大切です。薄底シューズのように蹴り出していると大抵ふくらはぎが悲鳴を上げます。 pic.twitter.com/vy62761QfU
— みやすのんき@RUN垢 (@MiyasuNonki) November 28, 2019
— 納豆まぜお / コミティア131【な22a】 (@mazemazemazeo) September 15, 2019
イメージ的にシューズが反発して前に進み易くなるといったところでしょうか?
走るのが楽しくなりそうですね!
厚底ランニングシューズ 終わりに
世界陸連が禁止を見送ったことにより東京オリンピックでの使用が認められた厚底ランニングシューズですが、今後、ランナー達のスタンダードなシューズになってくるのではないでしょうか?
価格も通常のシューズの倍程で、尚且つ特殊な走法でないとその効果を十分に発揮しないシューズではございますが、時間と共に確実に市民権を得て、普及していくかと思われます。
読んでくださった皆さんも、マラソンの際に一度試してみては如何でしょうか?
誰もがその走りやすさに驚くはずです!
最後まで読んで頂き、誠に有難うございました。
【厚底シューズ】ナイキ「ヴェイパーフライ」、東京五輪で使用可能に 世界陸連https://t.co/KArWut9495
靴底の厚さ4cm以下、カーボンプレート1枚で、市販から4カ月以上が経過したシューズであれば認められる。 pic.twitter.com/T2Xihz4Fqm
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 31, 2020