格闘技

ジョンリル・カシメロの強さや戦績、プロフィールは?【井上尚弥次戦相手】

ジョンリル カシメロ 戦績

WBSSを優勝した井上尚弥選手の次戦の相手は誰になるのか、非常に注目が集まっていましたが、WBO王者であるフィリピンの「ジョンリル・カシメロ」に決定しました。

井上尚弥の次戦はいつ?場所はラスベガスで決定?対戦相手を大予想!

 

井上尚弥選手は以前から「王座の統一戦がしたい」と発言していたことから、本人の希望が叶った形となりました。

今回は井上尚弥の次戦の相手である「ジョンリル・カシメロ」選手の戦績やプロフィール、気になる強さについてご紹介していきたいと思います!

ラスベガスの地で行われる王者同士のビッグマッチを楽しむ為にも、是非チェックしてくださいね!



ジョンリル・カシメロ プロフィール

それでは早速、ジョンリル・カシメロ選手のプロフィールを紹介していきます!

  • 本名:ジョンリル・リポンテ・カシメロ(John Riel Casimero)
  • ニックネーム:クアドロ アラス(Quadro Alas)
  • 生年月日:1989年2月13日(30歳)
  • 出身地:フィリピン共和国オルモック
  • 身長:163cm
  • 試合体重:48.98Kg〜53.52Kg(ライトフライ〜バンタム級)
  • 構え:オーソドックス
  • 獲得タイトル:比国PBFフライ級王座、WBOアジア太平洋ライトフライ級王座、WBO世界ライトフライ級暫定王座、IBF世界ライトフライ級暫定王座、WBO世界バンタム級暫定王座、第19代IBF世界ライトフライ級王座、第20代IBF世界フライ級王座、第24代WBO世界バンタム級王座

ジョンリル・カシメロ選手はフィリピン共和国オルモック市出身のプロボクサーです。

若い頃は地元のオルモック市でストリートファイトに明け暮れたカシメロ選手でしたが、ボクシングと出会い2007年6月3日にプロデビューしました。

デビュー当初は今のバンタム級級よりも2回級軽いフライ級でデビューし、その後もしばらくは更に軽いライトフライ級からスーパーフライ級と幅広い階級で試合を重ね、複数のベルトを獲得した世界三階級王者です。

キャリアの序盤は母国フィリピンでの試合が殆どであったジョンリル・カシメロ選手でしたが、世界に打って出る為に海外での試合を積極的に行い、フィリピンの英雄である“マニー・パッキャオ”が主催するMPプロモーションに所属し今や世界でも注目される選手でもあります。



ジョンリル・カシメロ 戦績

次に、ジョンリル・カシメロ選手の戦績について紹介していきたいと思います。

ジョンリル・カシメロ選手のプロボクシング通算戦績は「33戦29勝(20KO)4敗となっていますが、内容は下記の通りとなっています。

  1. 2007/06/03 ○4R判定   3-0 ロベルト・バヨ(比)
  2. 2007/08/16 ○1RTKO アンドリュー・パル(比)
  3. 2007/08/26 ○6R判定 3-0 ロエル・ホノール(比)
  4. 2007/12/16 ○2RKO ドドン・サルデ(比)
  5. 2008/01/12 ○6R負傷判定  ロヘン・フローレス(比)
  6. 2008/03/29 ○3RKO エロメ・ボントグ(比)
  7. 2008/04/21 ○8R判定 2-0 ダリュール・アモンシオ(比)
  8. 2008/06/12 ○1RTKO ロエル・ホノール(比)
  9. 2008/07/17 ○3RTKO ロエマルト・センティジャス(比)
  10. 2008/08/23 ○10R判定 3-0 ロデル・クラトン(比)※比国PBFフライ級王座獲得(のちに返上)
  11. 2008/10/03 ○5RTKO リエンペット・ソーウィラポン(タイ)※WBOアジア太平洋ライトフライ級王座獲得
  12. 2009/05/08 ○8R判定 3-0 アラン・ラナダ(比)
  13. 2009/05/28 ○8RTKO アーデン・ディアレ(比)※WBOアジア太平洋ライトフライ級王座防衛①(のちに返上)
  14. 2009/12/19 ○11RTKO セサール・カンチラ(コロンビア)※WBO世界ライトフライ級暫定王座獲得
  15. 2010/07/24 ●12R判定 1-2 ラモン・ガルシア・イラレス(メキシコ)※WBO世界ライトフライ級暫定王座陥落
  16. 2011/03/26 ●5RTKO モルティ・ムザラネ(南ア)※IBF世界フライ級王座戦で獲得失敗
  17. 2011/10/15 ○1RTKO ロエマルト・センティジャス(比)
  18. 2012/02/10 ○10RTKO ルイス・アルベルト・ラサルテ(亜)※IBF世界ライトフライ級暫定王座獲得(のちに正規王者に認定)
  19. 2012/08/04 ○12R判定 2-1 ペドロ・ゲバラ(メキシコ)※IBF世界ライトフライ級王座防衛①
  20. 2013/03/16 ○12R判定 3-0 ルイス・リオス(パナマ)※IBF世界ライトフライ級王座防衛②
  21. 2013/10/26 ○11RTKO フェリペ・サルゲロ(メキシコ)※IBF世界ライトフライ級王座防衛③
  22. 2014/05/03 ○1RKO マウリシオ・フエンテス(コロンビア)※試合に勝利したが体重超過によりIBF世界ライトフライ級王座剥奪
  23. 2014/12/13 ○2RTKO アルマンド・サントス(メキシコ)※IBF世界フライ級挑者決定戦に勝利し挑戦権獲得
  24. 2015/06/27 ●12R判定 0-3 アムナット・ルエンロン(タイ)※IBF世界フライ級王座戦で獲得失敗
  25. 2016/05/25 ○4RKO アムナット・ルエンロン(タイ)※IBF世界フライ級王座獲得
  26. 2016/09/10 ○10RTKO チャーリー・エドワーズ(英)※IBF世界フライ級王座防衛①(のちに返上)
  27. 2017/06/25 ○6R判定 ジェッカー・ブハウェ(比)
  28. 2017/09/16 ●12R判定 0-3 ジョナス・スルタン(比)※IBF世界スーパーフライ級挑者決定戦に敗北
  29. 2018/07/21 ○2RTKO ホセ・ペチ(メキシコ)
  30. 2019/02/16 ○6RTKO 山下 賢哉(白井・具志堅S)
  31. 2019/04/20 ○12RKO リカルド・エスピノサ・フランコ(メキシコ)※WBO世界バンタム級暫定王座獲得
  32. 2019/08/24 ○10RKO セサール・ラミレス(メキシコ)※WBO世界バンタム級暫定王座防衛①
  33. 2019/11/30 ○3RTKO ゾラニ・テテ(南ア)※WBO世界バンタム級王座統一戦に勝利し王座獲得・防衛②

ジョンリル・カシメロ選手の戦績を語る上で欠かせないのが、やはりライトフライ、フライ、バンタム級と三階級に渡って世界を制した実力でしょう、国内や地域タイトル、そして暫定王座を合わせれば通算で8度タイトルを獲得した超実力者です。

対戦相手もあの井岡一翔に勝った“アムナット・ルエンロン”やWBSSに出場した“ゾラニ・テテ”に勝利するなど一流の選手にも勝利し世界タイトルを獲得しています。



ジョンリル・カシメロの強さは?

素晴らしい戦績を誇るジョンリル・カシメロ選手ですが、果たしてその強さやファイトスタイルは如何なものなのでしょうか?

まずはジョンリル・カシメロ選手の強さが伝わり易い動画を確認して頂けたらと思います。

間違い無く強い選手だという事が伝わりますね。

前へ飛び込むスピードがとても速く、左右の強打やボディーブロー、アッパーと攻撃のバリエーションも多彩で当たればどんな選手でも倒せる攻撃力を持っている事がわかります。

井上尚弥選手との試合の展望として、カシメロ選手が勝利するには如何に自身の強打を当てられるかによると思います。

また、過去に敵地での試合を多数こなしている事からアウェイにも強く、心身ともに非常にタフな選手で井上尚弥選手にとって下馬評で有利と言えど油断ならない相手と言えるでしょう。



ジョンリル・カシメロ 終わりに

4月25日、アメリカのラスベガスで行われる井上尚弥VSジョンリル・カシメロの世界王者同士のビッグマッチは、王座統一戦という意味合いの他に今やボクシング界のスーパースターの枠を飛び出した井上尚弥の初のベガスの試合という事で世界中から注目が集まっています。

対戦相手であるジョンリル・カシメロ選手も相手が井上尚弥という事で世間の注目は井上選手の勝ち方に注目が集まってしまうところですが、カシメロ選手も現役の世界王者であり誰が相手でも倒せる一発を持っている選手ですので、決して侮れません。

両者の試合は恐らく日本のテレビ中継で放送されると思いますが、試合当日は両者の世界レベルのボクシングに注目しましょう!

最後まで読んで頂き、誠に有難うございました。