堀口恭司の怪我でのベルト返上、朝倉海のKO負けによるマネル・ケイプの王者戴冠など、波乱の続くRIZINバンタム級戦線の中で次期王座挑戦者となった扇久保博正選手!
石渡伸太郎 VS 扇久保博正 生放送 生中継 無料 RIZIN.20
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という事で今回は、扇久保博正選手の戦績やプロフィールについて詳しく紹介していきたいと思います!
格闘技に熱中するあまり嫁さんと離婚してしまったなど、パーソナルな部分にも迫っていきたいと思います!
扇久保博正 プロフィール
扇久保博正 pic.twitter.com/CZCqc95rec
— 画像 (@JMDYeNuXeVtwhAG) January 2, 2020
本名: 扇久保博正
生年月日:1987年4月1日(32歳)
出身地:岩手県久慈市
所属:パラエストラ松戸
身長:161cm
試合体重:56.7〜61kg(フライ級〜バンタム級)
バックボーン:極真空手
入場曲:落葉(吉田拓郎)
獲得タイトル:2007年修斗フェザー級新人王、第2代修斗フェザー級環太平洋王者、第8代修斗世界フェザー級王者、VTJフライ級トーナメント優勝、第6代修斗世界バンタム級王者
扇久保博正選手は、2005年にプロ総合格闘家への登竜門である全日本アマチュア修斗選手権に出場し、フェザー級の階級で優勝しました。
翌年の2006年10月1日、マイク・ハヤカワ選手相手に判定勝ちし、プロデビューを白星で飾りました。
2007年にはフェザー級の新人王決定トーナメントにエントリーし、6月から12月までに3連勝し、見事フェザー級新人王に輝きました。
2009年10月18日に新設された修斗環太平洋フェザー級(60kg以下)王座決定戦で岡嵜康悦選手と対戦し、KO負けを喫し王座獲得に失敗するとともにプロ初黒星を喫しました。
しかし2011年4月3日に、再度修斗環太平洋フェザー級決定戦で松本輝之選手と対戦し、辛くも判定2-0にて勝利を収めプロ初のベルトを獲得しました。
翌年の2012年1月8日、修斗環太平洋フェザー級王座防衛戦で一度勝利した徹肌ィ朗選手と再戦し、判定3-0にて勝利を収めベルトを初防衛しました。
同年2012年5月18日、修斗世界フェザー級王者(60kg以下)決定戦にて一度敗北している岡嵜康悦選手と対戦し、スリーパーホールドで一本勝ちを収め王座獲得に成功しました。(環太平洋王座は規定により返上)。
そして2013年3月16日、修斗世界フェザー級王座防衛戦で、後にRIZINで再戦することになる堀口恭司選手と対戦し、2Rにスリーパーホールドを極められ一本負けを喫し王座陥落となりました。
2014年には、北米MMAの様な金網を用いた大会「VTJ」にて8名参加によるフライ級(56.7kg)トーナメントに参加し、2月から10月にかけての3連戦を制し優勝を果たしました。
2016年4月23日、修斗世界バンタム級(-56.7kg)タイトルマッチにて王者の菅原雅顕選手と対戦し、フロントスリーパーホールドで一本勝ちを収め王座獲得に成功し史上二人目となる修斗世界王座を二回級制覇しました。
同年に世界最大級の総合格闘技団体である「UFC」の出場契約をかけて戦うリアリティ番組「The Ultimate Fighter(通称TUF”タフ“)」に参加しました。そこでは競合外国人相手に勝ち続けましたが、決勝戦にてティム・エリオット選手相手に判定負けとなり、惜しくも念願だったUFCの出場権を獲得ならずでした。
目標としていたUFC出場は叶いませんでしたが、201710月15日、修斗世界フライ級王座防衛戦にてオニボウズ選手と対戦し、チョークスリーパーで一本勝ちを収め初防衛に成功しました。(ちなみに筆者である私はこの試合を会場にて生観戦したのですが、扇久保選手の圧勝でした!)
2018年7月29日に、UFCから日本に戻りスター選手級の扱いとなった堀口恭司選手とRIZIN.11にて約5年ぶりに再戦するも、判定負けを喫してしまいました。
2019年5月6日、修斗世界フライ級王座防衛戦で強豪である清水清隆選手と対戦し、判定3-0のテクニカル判定で勝利し、2度目の防衛に成功しました。
2019年7月28日のRIZIN.17にて、RIZINバンタム級四天王と呼ばれた元谷友貴選手と四天王対決を判定2−1にて競り勝ちました。
そして2019年12月31日のRIZIN.20にて、以前から顔が似ていると言われている石渡伸太郎選手とRIZIN世界バンタム級王座の次期挑戦者権を賭けて対戦し、文字通り死闘と呼べる第激闘を繰り広げ、2-1の判定勝ちを収めました。
扇久保博正 戦績
扇久保博正選手のプロ総合格闘技の戦績は「26戦20勝4敗2分」であり、20勝の内1KOと6回の1本勝ちが含まれています。
5.6プロ修斗30周年記念大会決定対戦カード
◎世界フライ級チャンピオンシップ5分5R
扇久保 博正(王者・2度目の防衛戦/パラエストラ松戸)
vs
清水 清隆(挑戦者・同級1位/TRIBE TOKYO M.M.A.)#shooto0506 pic.twitter.com/RCazCgdegE— MMA-SHOOTO オフィシャル (@xshooto) March 20, 2019
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 石渡伸太郎 | 5分3R 判定2-1 | RIZIN.20 RIZINバンタム級王座挑戦者決定戦 |
2019/12/31 |
○ | 元谷友貴 | 5分3R 判定2-1 | RIZIN.17 | 2019/7/28 |
○ | 清水清隆 | 4R 0:40 判定3-0(テクニカル判定) | 修斗 修斗世界フライ級王座防衛戦 |
2019/5/6 |
× | 堀口恭司 | 5分3R 判定0-3 | RIZIN.11 | 2018/7/29 |
○ | オニボウズ | 1R 4:26 チョークスリーパー | 修斗 修斗世界フライ級王座防衛戦 |
2017/10/15 |
○ | ダニー・マルティネス | 5分3R 判定3-0 | 修斗 | 2017/4/23 |
○ | 菅原雅顕 | 5R 4:48 フロントスリーパーホールド | 修斗 修斗世界バンタム級王座戦 |
2016/4/23 |
○ | 猿田洋祐 | 5分3R 判定3-0 | 修斗 | 2015/11/29 |
○ | シーザー・スクラヴォス | 5分5R 判定3-0 | VTJ 6th フライ級トーナメント 決勝 |
2014/10/4 |
○ | カナ・ハヤット | 1R 1:20 リアネイキドチョーク | VTJ 5th フライ級トーナメント 準決勝 |
2014/6/28 |
○ | 春日井健士 | 5分3R 判定2-0 | VTJ 4th フライ級トーナメント 1回戦 |
2014/2/23 |
× | 堀口恭司 | 2R 1:35 スリーパーホールド | 修斗 2013年第2戦 修斗世界フェザー級王座防衛戦 |
2013/3/16 |
○ | 岡嵜康悦 | 3R 3:32 スリーパーホールド | 修斗 修斗世界フェザー級チャンピオンシップ |
2012/5/18 |
○ | 徹肌ィ郎 | 5分3R 判定3-0 | 修斗 修斗環太平洋フェザー級王座防衛戦 |
2012/1/8 |
○ | 松本輝之 | 5分3R 判定2-0 | 修斗 修斗環太平洋フェザー級王座決定戦 |
2011/4/3 |
○ | 田澤聡 | 5分3R 判定3-0 | 修斗 | 2010/9/23 |
× | エドゥアルド・ダンタス | 3R 1:21 スリーパーホールド | 修斗 | 2010/5/30 |
× | 岡嵜康悦 | 2R 2:08 KO(右フック→パウンド) | 修斗 修斗環太平洋フェザー級王座決定戦 |
2009/10/18 |
○ | 徹肌ィ郎 | 5分3R 判定3-0 | 修斗 | 2009/3/20 |
△ | 田澤聡 | 5分3R 判定0-1 | 修斗 | 2008/11/29 |
○ | 田中ヒロユキ | 1R 1:35 TKO(パウンド) | 修斗 | 2008/7/18 |
○ | 金山康宏 | 2R 3:35 スリーパーホールド | 修斗 【新人王決定トーナメント フェザー級 決勝】 |
2007/12/8 |
○ | 田村和也 | 1R 3:43 スリーパーホールド | 修斗 新人王決定トーナメント フェザー級 準決勝 |
2007/9/22 |
○ | 太田悟 | 5分2R 判定3-0 | 修斗 新人王決定トーナメント フェザー級 2回戦 |
2007/6/30 |
△ | 矢作尚紀 | 5分2R 判定1-0 | 修斗 | 2007/3/4 |
○ | マイク・ハヤカワ | 5分2R 判定3-0 | 修斗 | 2006/10/1 |
戦績の上で特筆すべき事はやはり日本の総合格闘技の老舗団体である修斗の2007年修斗フェザー級新人王、第2代修斗フェザー級環太平洋王者、第8代修斗世界フェザー級王者、VTJフライ級トーナメント優勝、第6代修斗世界バンタム級王者などの数々のタイトルを獲得しているところに挙げられます!
また、対戦し勝利した相手も
- HEATバンタム級チャンピオンの「春日井健士」選手
- 第7代修斗ストロー級王者及びONEストロー級王者である「猿田洋祐」選手
- 第2代フライ級キング・オブ・パンクラス王者の「清水清隆」選手
- 初代、第3代DEEPフライ級王者及び第7代DEEPバンタム級王者である「元谷友貴」選手
- 第2代バンタム級キング・オブ・パンクラス王者の「石渡伸太郎」選手
など、他団体の王者クラスに軒並み勝利していることから、扇久保博正選手は国内軽量級では最強クラスと言っても過言ではない実力を誇っています!
扇久保博正 嫁と離婚し今は彼女がいる!?
実は扇久保博正選手、2016年の「The Ultimate Fighter」に出場し日本帰国した直後に嫁さんに離婚してほしいと言われ、お子さんもいた中で離婚されたそうです…
お子さんの事を思いだすと今でも辛いそうで、写真は全て捨ててしまったんだとか。
大きな悲しみを乗り越えた扇久保博正選手ですが、なんと今は、9歳年下の若い彼女が出来ました!
彼女の名前は京香さんといい、彼女さんからは「おぎちゃん」と呼ばれているそうです!
扇久保博正選手は9歳年下の彼女から「おぎちゃん」と呼ばれているそうです。 pic.twitter.com/0rKv9dwfED
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) July 17, 2019
扇久保博正選手曰く、元嫁さんには新しい旦那さんも出来たそうで、やはり相当なショックを受けたそうなんですが、新しい彼女さんが癒しになれば良いですねぇ、余計なお世話かもしれませんが笑
扇久保博正 終わりに
今回、扇久保博正選手について色々調べたところ、修斗で2回級王者に輝いたり、他団体のチャンピオンを軒並み打ち倒したりと、国内最強クラスの選手だということがわかりました!
次戦はRIZINでのタイトルマッチですので、ここで勝利し、さらなる高みへ登ることが出来るでしょうか?
タイトルマッチは2020年の春頃と噂されていますが、試合を楽しみに待ちましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【Shooto 30th Anniv.】清水との防衛戦を前に扇久保博正に訊いた堀口戦&ONE─01─「王者はもう1人いる」 https://t.co/lKQicZfizi pic.twitter.com/gBurhLIOfF
— MMAPLANET (@mmaplanet_twit) April 30, 2019