まだ記憶にも新しい、今年のWBSCプレミア12を制覇した時のメンバーであり、ゴールデングラブ賞を7年連続でを受賞した球界の名手である広島カープの菊池涼介内野手ですが、
ポスティングシステムを利用し、米メジャーリーグに挑戦を表明しました!
プロ野球 広島からポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指す菊池涼介選手について、3日から契約交渉が可能になること… https://t.co/aI9P0bKkNs
— はなくろぽちのすけ12/8新日本プロレス広島 (@pochtamago) December 3, 2019
国内の一流選手のメジャー挑戦となると気になるのは移籍先の球団だと思いますが、今回は菊池涼介選手のメジャーでの評価や、現時点で予想される移籍先のメジャー球団を予想していきたいと思います!
目次
菊池涼介 メジャーでの評価は?
まず最初に、菊池涼介内野手のメジャーでの評価を紹介していきたいと思います!
- 米国の大手メディアの『CBSスポーツ』によれば、「二塁手としてダイナミックな守備を見せるが、パンチ力のある攻撃はない」と評価されています。
- 『CBSスポーツ電子版』での菊池選手の評価は、「打線の下位を打つタイプだが、守備に優れる」との評価で、「最大の武器は守備力とし、打撃は平均的ながら三振率が低く、バットに当てる技術がある」と評価されています。
しかし一方では、「メジャーレベルでは肩が強くないため、守備位置は二塁に限定され、内野手は外野手より多くの順応が求められる」と課題にも触れられています。
- 『ある米スカウトマン』は、「菊池ならメジャーでもゴールドグラブ賞が狙えると話している」と日本のメディアに話していました。
- 米国の経済誌『フォーブス』では、「菊池を見たスカウトは、すぐにメジャーリーグのゴールドグラブ賞候補になると信じている」と紹介されていますが、「しかしその反面打撃が課題」とあり、「メジャーの投手が圧倒するだろう」との予測も掲載されていました。
- 米最大の移籍情報サイト『トレード・ルーマーズ』は、「菊池選手の市場価値を現状では不透明である」としており、同サイトは菊池のキャリア通算成績と今季成績を参照し、「打撃面では目を見張るような活躍はしていない」と評価しています。
また、「キクチは守備でこそ輝き、彼は日本で最も守備のいい選手の1人と見られ、そして彼は7年連続でGG賞を獲得した」と日本での実績にも触れて評価していました。
しかし最後には、「キクチが備える守備の卓越さが、MLB球団の興味を集めるかどうかは、依然として不明な状態だ」と、菊池選手の具体的な移籍先については不透明と一貫していました。
以上の米メディアやスカウトマンの菊池内野手の評価をまとめると、
『守備に関してはかなり高い評価を得ているが、反面、打撃に関しては評価は高くない』といったところでしょうか。
菊池内野手の入団は、内野の守備が課題のメジャー球団の可能性が有りそうですね!
菊池涼介 移籍先候補のメジャー球団は?
ここまでの菊池選手の評価を参考に、菊池選手の移籍先候補のメジャー球団を紹介していきたいと思います!
ポスティングシステムを利用しメジャー30球団全てに移籍の可能性のある菊池選手ですが、果たしてどの球団に入団するのでしょうか?

チーム事情でいえば、まずはシアトル・マリナーズが挙げられます。
正二塁手のゴードンはもちろん、内野陣全体がボロボロで再建を迫られており、内野の守備力が高い選手を求めているのが現状です。
過去にイチロー氏が長く在籍し、現在は菊池雄星投手が在籍しているように、日本人選手を昔からを評価する球団です。
あとはテキサス・レンジャーズも挙げられ、所属する二塁手のオドーア内野手は打撃の成績は良いが、守備は丸っきりです。
チームとしても機動力を重視しており、現在も2人のアジア人メジャー選手が所属しているので門戸は狭くはありません。
ボストン・レッドソックスは打線はどこを見ても強力ですが、二塁を守るペドロイア内野手は健康面に不安を残し、ホルト内野手はFAとなっている為二塁は強化できる余地が有ります。
米メディアも「彼の守備力はボストンの内野陣に大歓迎となるのでは」と報じています。
シカゴ・カブスではアディソン・ラッセル内野手がDVなど私生活で問題を抱え、出場機会を与えても活躍できなかった為に先発で使われる可能性は低く、菊池選手が入団すれば活躍する可能性も有るでしょう。
上記で挙げた球団以外にもやワシントン・ナショナルズ、トロント・ブルージェイズ、クリープランド・インディアンスの3球団が実際に菊池内野手に興味を持っており、調査に動いています。
こうして見てみると、複数の球団が菊池選手に興味を持ち、それぞれのチーム事情を抱えているのが伺えますね!
マリナーズに入団し、菊池雄星投手と”Wキクチ”となったら面白いですね笑
菊池涼介 気になる移籍先を予想
MLB挑戦の菊池涼介 移籍先にWS制覇ナショナルズなど候補 米メディア報じる (デイリースポーツ) – LINE NEWS #linenews https://t.co/WDOL4lRPys
— 湯川 学/桐生 戦兎 (@masha_fuku_45) November 10, 2019
ここまで取り上げた情報から、ズバリ菊池内野手のメジャー移籍先を予想していきますが、その前に予想を確実にするためにメジャーのFA市場を見てみましょう。
菊池涼介内野手の移籍は、メジャーFA二塁手の動向を見てからか
12月3日現在、菊池内野手は米球団と交渉解禁となったばかりで、当然ですが具体的なオファーや米球団との接触の話は報道されていません。
また、今オフのメジャー市場では実績のある二塁手が多数FAとなっており、各球団もその選手の動向を見ながら菊池内野手と接触するのではと予測します。
今オフのメジャーFA市場にいる二塁手
- マーリンズよりFAのスターリン・カストロ選手(29)、通算133本塁打
- ナショナルズよりFAのブライアン・ドージャー選手(32)、通算192本塁打
- ナショナルズよりFAのハウィー・ケンドリック選手(36)、通算125本塁打で今季のナショナル・リーグ優勝決定シリーズMVP
- インディアンスよりFAのジェイソン・キプニス選手(32)、
- 通算123本塁打ツインズよりFAのジョナサン・スコープ選手(28)、通算133本塁打
菊池涼介 移籍先はズバリ『シアトル・マリナーズ』を予想!
私は、菊池涼介内野手の移籍先として『シアトル・マリナーズ』を予想します!
理由として、何より守備力の強化を急務としている球団事情、日本人選手に対する理解度、シアトルの温暖な気候が広島に近いのでは?と、総合的に判断して移籍先と予想しました。
また、今までのマリナーズのFA選手獲得の経緯から、上記のメジャーで実績のあるFA二塁手を獲得するのではなくて、日本より海を渡ってチャレンジする、最高レベルの守備力を持った菊池内野手を獲得するのではないか?と予想します。
ちなみに、現時点ではあまり具体的な話が報道されていなく、理由付けとしては若干弱いなと実感はしているので、今後のニュース次第では予想を変えるかもしれませんのでご了承ください汗
終わりに
カープ菊池涼介、ポスティング手続き完了 今夜10時からメジャー30球団と交渉可 期限は30日間、来年1月2日まで https://t.co/DglQQCK7zb
— 野球最新情報 (@np_yakiu) December 3, 2019
菊池涼介選手のメジャーでの評価は、米国でも日本と変わらずゴールデングラブ級の守備力の高い選手だという事が分かりました。
また、チーム事情や日本人選手に対する理解などから、菊池選手の移籍先はシアトル・マリナーズを予想しました。
最後に言い訳ですが、あくまで交渉が解禁となったばかりの現時点の予想なので、今後の報道次第では予想を変える可能性は大いにあります笑
何れにせよ菊池選手がどの球団に入団したとしても日本に届くような活躍を見せてくれたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。